フルバック

最近は、週に２回ほど実家（菰野町）でリモートワークにしている。２Ｆ西側の部屋を仕事場にして、机も西向きに配置しているので、晴れた日には鈴鹿山脈が一望できる。いい眺めなので撮ってみるのだが、撮ってみると普通に山が映っているだけだ。絶景でも何でもない。これが2021年12月リモートワーク中に撮った御在所岳だ。

子供の頃からずっと見てきた景色であり、いつも見える景色でもある。
菰野町や四日市市在住なら、西に御在所岳、東に伊勢湾なのだ。

今回はその中の「白鉄塔」に注目、標高９４３ｍ地点にある御在所ロープウェイの６号支柱である。鉄塔の高さは６１ｍ、今でも日本一を誇るらしい。ほかにも鉄塔はいくつもあるが緑色で、６号支柱だけ１９６４年に白く塗り替えられ、知多半島からでも確認できるという。まさにランドマーク、御在所ロープウェイを象徴する建造物となっている。

御在所ロープウェイ：https://www.gozaisho.co.jp/highlight/white-iron-tower/

仕事場からは見えないが、平成３０年８月に「湯の山かもしか大橋」が開通して、国道４７７号（鈴鹿スカイライン）からスムーズに御在所ロープウェイ「のりば」につながるようになった。ここからの景色は遠くに伊勢湾が見え、絶景かもしれない。

三重県：https://www.pref.mie.lg.jp/HKENSET/HP/000125414_00006.htm
菰野町：http://www.town.komono.mie.jp/k-backno/komono698/01.html

昔も今も、改めて人類は凄いと思う。こんな所に、こんなものを建設しようと「思う」ことから始まり、その後で方法を考えるのだ。（藤牧）